確定拠出年金のiDeCo(イデコ)とはどんなもの?いまさら聞けない人のために

2018.06.26

聞く聞けない

確定拠出年金には企業型と個人型があり、個人型のものをiDeCo(イデコ)と呼びます。

テレビコマーシャルやネット広告などで盛んに宣伝され、金融機関に行けばいたるところにポスターが貼ってあります。

今更聞きにくい雰囲気の確定拠出年金、iDeCoとはなんなのでしょうか?加入することでどんなメリットがあるのでしょうか?

2017年から大幅に加入しやすくなったiDeCoについて説明をします。

個人型確定拠出年金iDeCoってなに?

イデコ
個人型確定拠出年金のiDeCoとはどのようなものなのでしょうか?

自分が運営をする年金制度

iDeCoは簡単に言えば自分で運営をする年金制度です。

加入をすると毎月一定額の金融商品を購入し、60歳以降に年金として受給をしたり、一時金として受け取ったりします。

毎月一定額の金融商品を購入する、つまり、積み立てることを「掛金を拠出する」と表現します。

それで名前が個人型確定初出年金なのです。

自由度が高い年金

いままでの年金は国や企業に納め、国や企業が運営をしました。

しかし、iDeCoは自分で運営をします。掛け金も購入する金融商品も自分で選びます。

金融商品は定期預金、保険、投資信託などが多いです。

いずれも安定していて、長期的な投資に向いているものです。

なぜ今注目をされているのか

2017年からiDeCoの加入条件が大幅に引き下げられたからです。日本在住で60歳未満の成人している人ならばほぼ確実に加入が可能です。

そして、税制面でとても有利な投資だからです。

途中解約はできません

iDeCoに加入する場合の最大の注意点としては年金なので、途中解約をすることが出来ないという点です。

受け取るのは60歳を超えてからです。

ただし、障害者になったり、死亡したりした場合は受け取ることができます。

無理のない額を掛けましょう。

iDeCoは税制面でとても有利

税制面
iDeCoは投資としての魅力ももちろんありますが、上述したとおり、税制面でもとても有利です。

掛け金は全額所得控除

掛け金に下限と上限はありますが、掛けたお金は全額所得控除になります。

つまり、iDeCoに加入することで所得税と住民税を節税することが出来ます。

運用の利益は非課税

通常、投資で利益を得た場合、20.315%の税金がかかりますが、iDeCoの場合は全額非課税になります。

受け取る時にも控除の対象に

保険金や個人年金は所得とみなされ、所得税や住民税の対象になることがあります。

しかし、iDeCoの場合は公的年金等控除、退職所得控除の対象になります。30年間かけ続けた場合は1500万円までは非課税で受け取ることが出来ます。

手続きについて

控除のための手続きは給与所得者ならば年末調整、自営業者や個人事業主の場合は確定申告で行います。

確定拠出年金の加入資格

確定拠出年金の加入資格は2017年以降とても簡単になりました。

日本在住の20歳以上60歳未満

収入の有無や職業は関係ありません。

掛け金を払えばほぼ確実に加入が可能です。

以前は加入の対象外だった公務員や専業主婦なども加入することができます。

ただし、50歳以上で加入する場合は65歳まで受け取ることが出来ない場合があります。

企業型確定拠出年金のマッチング拠出について

会社員で、勤め先が企業型確定拠出年金を運営していてもそれと併用してiDeCoへの加入は可能です。

しかし、勤め先がマッチング拠出を選択している場合、iDeCoへの加入はできません。

マッチング拠出そのものが企業型と個人型の併用を意味しているからです。

勤め先がマッチング拠出を選択している場合はそちらを利用しましょう。

手数料などが有利になっていることがあります。

掛け金について

掛け金
iDeCoは自分で運営をするとはいっても全くの自由に掛け金を選択することが出来るわけではありません。

5000円から

毎月の掛け金は5000円からです。

そして、1000円単位で上乗せをすることが出来ます。

上限について

掛け金の上限は加入者の職業によって変わってきます。

・公務員の場合:月額1万2000円。
・企業年金ありの会社員の場合:月額1万2000円、または2万円。(企業の加入している年金の種類によって変わります)
・企業年金無しの会社員の場合:月額2万3000円。
・専業主婦の場合:月額2万3000円。
・自営業の場合:月額6万8000円。
ただし、国民年金基金や付加保険料と合算して。

納付方法について

納付方法は口座から毎月引き落とすように設定することもできますが、給与天引きも可能です。

追納はできません

口座引き落としの場合、残高が不足しているとその月は未納として処理をされます。そして、追納はできません。

休止や再開は自由です

社会保険料と違い、iDeCoは好きな時に休止できて好きな時に再開をすることが出来ます。

掛け金の変更について

掛け金は1年に1回だけ変更が可能です。

個人型確定拠出年金、iDeCoは今と将来にメリットたくさん

メリット
個人型確定拠出年金は今と将来にとってメリットがたくさんある制度です。

自分で運営、管理をする年金で、掛け金は全額所得控除になります。

基本的に日本に住んでいて、60歳未満の成人ならば誰でも加入することができます。

企業型確定年金のマッチング拠出を選択しているのでなければ検討する価値が大いにあります。