青色申告とはどんなもの?メリットいっぱいだから面倒に思う必要なし!

2018.06.15

税申告

給与を受け取るのではなく、開業をすることで利益を得る場合、確定申告を行わなければなりません。

確定申告をするときには青色申告と白色申告があることは有名ですが、具体出来にはどのような違いがあるのでしょうか?

ある程度の利益を出しているのならば、絶対に青色申告をするべきです。

確定申告、帳簿、青色などというフレーズを聞いただけで難しそう、面倒そうなどと思わずに青色申告にチャレンジしてみましょう。

たくさんのメリットを享受することが出来ます。

確定申告と青色申告について

疑問を持っている男性
給与以外で収入を得ている人は確定申告や青色申告について知っておきましょう。

会社員など、企業に勤め、誰かから給与をもらっている場合は年末調整があります。

しかし、個人事業主や自営業者など、給与ではない形で一定以上の報酬や収入得ている人たちは確定申告をしなければなりません。

青色申告と白色申告の違い

個人事業主や自営業者は確定申告をするとき、青色申告か白色申告をします。用紙が青色と白色なのが名前の由来です。

詳細は後述しますが、何が違うかというと、白色申告は手続きがとても簡単ですが、控除が少ないです。

青色申告はやや手続きに手間がかかりますが、控除が大きくなります。

自分に適したものを選びましょう。

確定申告は必ず行いましょう

給与以外の収入が年間20万円以上(給与所得がない人は38万円以上)ある場合は確定申告の義務が生じてきます。

アフィサイトやネットオークションなどで1ヵ月2万円程度のほんのお小遣い稼ぎのつもりであっても、確定申告をしなければそれは脱税になってしまいます。

確定申告は未経験の人にとってはとてもハードルが高いように思えるかもしれませんが、いつ税務署が来るかと不安な日々を過ごすよりもずっといいはずです。

青色申告と白色申告の比較

電卓を持つ男性
青色申告と白色申告の違いはこちらです。

青色申告承認申請書について

今年から青色申告をしたいという人は3月15日までに「青色申告承認申請書」というものを税務署に提出をしなければなりません。

書類は税務署のホームページでダウンロードができます。提出は郵送でかまいません。

白色申告の場合は必要ありません。

開業届について

青色申告をする場合、新たになんらかの事業を開業した場合、開業してから2カ月以内に「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出しなければなりません。

開業届は税務署のホームページでダウンロードができ、郵送による提出が可能です。

白色申告の場合は必要ありません。

特別控除について

特別控除が青色申告の最大のメリットです。

青色申告の場合、複式簿記で帳簿をつけることで、基礎控除に加えて65万円の特別控除を受けることが出来ます。

つまり、無条件で儲けから65万円を差し引くことが出来るので、大きな節税効果があります。

なお、複式簿記ではなく簡易簿記の場合や確定申告の時期が過ぎてしまうと特別控除枠は10万円になってしまうので注意が必要です。

白色申告の場合は特別控除枠がありません。基礎控除だけです。

帳簿義務について

帳簿義務が白色申告最大のメリットです。

青色申告の場合、65万円の特別控除を得るためには正式な複式簿記で帳簿を付けなければなりません。

これはやや複雑で専門的な知識が必要となってきます。

特別控除10万円の場合は簡易簿記のみです。

そして、これを5年間自宅で保管します。

白色申告の場合には法廷帳簿のみです。

法廷帳簿とは収支が分かれば書式などに特別な決まりはありません。

そして、5年間の保管義務があります。

決算書作成について

青色申告の場合は賃借対照表、損益計算書を制作しなければなりません。

白色申告の場合は簡単な収支内訳書だけでかまいません。

従事者への支払い

家族や親族など、事業を手伝ってくれている人に対しての給与や報酬が経費として認められている範囲が違います。

青色申告の場合は妥当であれば金額の上限はありません。

ただし、専従者の場合は届け出が必要です。

白色申告の場合は配偶者へは86万円まで、そのほかの人へ対しては50万円までです。

赤字処理ついて

青色申告の場合、赤字を3年間繰り越すことが出来ます。

開業するにあたって経費がかさんだり、新しい機器を導入したりして赤字になってしまった場合、翌年以降の3年間まで、繰り越こして帳簿を付けることが出来ます。

翌年黒字になったとしても、前年度の赤字と相殺できるので節税になります。

白色申告では認められていません。

白色申告がおすすめな人

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青色申告の方があらゆる面で節税がしやすいですが、以下のような条件が全て当てはまる人は白色申告でもそれほどデメリットはありません。

青色申告のために手間をかける必要はないでしょう。

経費があまりかからない人

経費があまりかからない人は青色申告でもそれほど節税の余地がありません。

収入が少ない人

その年の所得が45万円以下ならば住民税が、48万円以下ならば住民税と所得税がかかりません。

所得が低い間ならば税金もそれほどかかりません。

事業が大きくなってきたら青色申告に切り替えることもできます。

所得が38万円を超える場合は扶養控除に入っていない人

扶養控除に入っている人は所得が38万円を超えてしまうと扶養控除から抜けてしまい、扶養者の税金が高くなってしまいます。

青色申告をすれば103万円まで扶養控除を受けることが出来ます。

青白申告は会計ソフトを利用しましょう

会計ソフト
青色申告は白色申告に比べて帳簿や手続きが複雑ですが、専門的な知識がとは限りません。

会計ソフトを利用がとても便利

複式帳簿や賃借対照表、損益計算書などを一から勉強して作成するのはとても大変です。

本業に影響が出てしまうでしょう。

しかし、会計ソフトを導入すればお小遣い帳や家計簿をつけるのと同じ感覚入力をするだけで帳簿などの書類を自動で作成をしてくれます。

開業届や青色申告承認申請書などの作成もサポートしてくれます。

分からないところは問い合わせることもできます。

会計ソフトは経済的

会計ソフトは1万円未満で購入することが出来ます。

1年程度無料で試すことができるものもあるので、まずは使ってみましょう。

税金に詳しい人を雇うよりもずっと経済的です。

また会計ソフトを使うことで経営状況も把握しやすくなります。

税理士は1000万円を超えてから

税金関係を一切やりたくないというのならば税理士を雇うのが一番ですが、これには50万円程度かかります。

所得が1000万円を超えてから選択肢に入れましょう。

青色申告は怖くない

個人事業主や自営業で一定以上の収入を得た場合、確定申告の義務が生じます。

確定申告には白色申告と青色申告があります。

規模が小さく、経費があまりかかっていないのならば白色申告でもいいですが、そうでないならばやはり青色申告の方が税金面でとても有利です。

青色申告は帳簿を含めた手続きが煩雑で難しそうだというイメージが強いですが、会計ソフトを使えば専門的な知識も手間もそれほどかかりません。